佐渡島に古くから伝わる伝統的お菓子 おこし型

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　第二回は、佐渡には明るい未来しかない！！と思っている私が密かにお勧めする旅の方法です。そう、ついでに佐渡に行くという遠大かつ、佐渡に失礼なプランです。もしかしたらもうできないかもしれないという悲壮感もありますが、明るい未来を見て今のうちに体験しておきましょう。なくなったら自慢できるかもしれないし、流行したら俺は目の付け所が違うんだぜ〜といえますし。

あいびすを多角的に分析してみる
（あいびす）
　あいびすは、佐渡汽船の高速フェリーで、新潟側は寺泊港、佐渡側は赤泊港を結ぶフェリーです。えっ？誰も知らないって？？不要なので廃止されちゃうかも？？って？？いろいろ問題はありますが、実は本当に魅力的なんです。あいびすと両泊航路（寺泊赤泊を結ぶのでそう言われている）。
　何が魅力か？？

・魅力的な観光地寺泊から出ている
・何と65分で佐渡に到着。これは新潟ー両津のジェットフォイルとほぼ同じ時間
・ジェットフォイルの片道程度の金額で往復できてしまう安価さ（2017年夏の往復料金は4890円。ジェットフォイルの片道は6260円。ちなみにあかねは片道4830円）
・赤泊という半日あれば十分楽しめる佐渡の僻地（失礼）に渡れる
・実は車で関東からなら新潟港より手軽に行けてしまう。
・実は日帰りできる

　あいびすの2つの欠点は揺れること。脅威の欠航率。これは予約してまで乗る物ではありません。しかし寺泊で遊んで、海がキレイだから車を置いておいて佐渡にわたっちゃえ！！というには最適ではありませんか。駐車場は日帰りなら500円ですし。早朝早めに寺泊に向けて出発。9：20のあいびすに運が良ければ搭乗。不人気船なので、予約は不要。カーフェリーでもないので乗るのは手軽♪万が一乗れなかったら寺泊というスペシャルで楽しい観光地で楽しめば良い！！なんとも手軽です。
　運良く乗れたらたった65分で佐渡へ。10時25分には赤泊に到着です。うん。手軽です。では赤泊では何をするか？それは赤泊の項を参考にしてください。
　そして夕方16:00の船で寺泊へ。約5時間半あれば、赤泊は十分すぎるでしょう。寺泊に17:05に到着。これなら宿にも余裕で戻れますね。寺泊は魅力的な観光地で宿泊施設も魅力的です。
　こんなプランなら欠航も怖くない！！ほとんど誰も乗ったことがないだろう、あいびすに乗れれば後生に自慢できること間違いなし！！
　現在両泊航路の廃止の可能性があるわけで、こんなお得で楽しいプランは将来亡くなってしまうかもしれません。今のうちに楽しんでおきましょうね。

寺泊というスペシャルな観光地！！
　寺泊の魅力は魚！！魚の市場通りが有名ですね。買って帰るもよし、食べるのもよし。私もカニに魅了されました。これだけでも来る価値がある！！他には寺泊水族博物館も魅力的です。近くには弥彦山もありますし、温泉もあります。燕三条までもすぐですので金物を買いに行けます。


赤泊という半日で飽きるが東京人には魅力的な観光地・・・ただし泊まらない選択肢も！！
（赤泊港の佐渡汽船乗り場）

　佐渡の人に赤泊を聞くと「何もない」と答えます。私も20年間騙されていました。大人になって1人で行ってみると・・・結構楽しかったです。いろいろ頑張っている感があるモニュメント。タコの遊具が魅力的な公園。飛行機だっても飾ってあります。なぜか展望施設が充実しています。恐らく新潟が近いからかと。あと・・・北雪があります。はい。佐渡の誇る酒造ですね。お洒落なお酒が多いです。私もお土産といえば北雪のお酒、というパターンが多かったですね。その本拠地です。店も良い感じです。佐渡に渡って北雪で酒だけ買って帰る・・・というのも格好良いではありませんか。

　佐渡汽船の赤泊港は非常に寂しい港です。職員もほとんどいないし。遊覧船の受付程度な感じの建物ですし。これはこれで必見です。私が先日行ったら、一時間前でも1家族しか待っていませんでした。良い感じです。
　赤泊は泊まってまで見る観光地ではありません。また周囲の観光地まで遠いのでここから出て楽しむには車が必要です。なら逆手にとって赤泊を徒歩で楽しんでしまえば良いのです。

最後に
　手軽に佐渡に行くという意味では究極的に、寺泊ー赤泊が魅力的ということは理解してもらえたと思います。自慢できそうですし。惜しむらくはまだ私も挑戦していないという事実。早く体験したいものです。

　こんな記事を書きましたが、2019年4月に、あいびすは、運用停止。寺泊ー赤泊航路も廃止されました。それ以降、この航路に定期運行する客船はなくなりました。あいびすは、フィリピンの船会社に売却されたそうです。